幽遊白書 蔵馬がインバスケット試験を受けたらスゴい説

コミック『幽☆遊☆白書』第18巻からの引用で失礼します。もし、蔵馬が企業の幹部職試験で頻出のインバスケットを受けたら良い点を取るだろうな、と思ったので、投稿してみます。インバスケット試験については、こちらをご参照ください。

上司から意見を求められる。

上司からの意見を求められる。

インバスケット試験と同様(?)国王の黄泉(よみ)から魔界統一のための戦略を求められます。

情報把握力

与えられた情報

参謀のひとりの妖駄(ようだ)から、上の情報が与えられています。棒の上の数字は、現在の黄泉の国の軍事力を100とした時の相対値です。各国の左の棒が現在で、右の棒が1年後の予想です。1年以内に雷禅が死ぬようです。また、下の数字は、各国の国王の軍事力(相対値)です。

「ま 見ての通り どの国もほとんど国王のワンマンチームです。」

と、妖駄は言っていますが、軀の国と黄泉の国については、国王以外のほとんどを No.2が占めているかもしれないので、この情報だけでは、ワンマンとは言い切れないです。そこで蔵馬は、国王とNo.2の戦力データを求めていて、的確に情報収集しています。

得られた妖力値のデータをグラフ化すると次のようになり、確かに どの国もNo. 2の妖力値が国王の10分の1以下だったので、ワンマンチームだと言えます。

決断力

軍事計画として、妖駄は、

「雷禅の国から流出する戦力の獲得及び各地の人材発掘の強化」

を提案していますが、蔵馬は、

「半年以内に妖力値 100000P 以上の者を六人連れて来る計画」

を提案し、それを自分で実行することを決断しています。黄泉の国No.2の鯱(しゃち)の妖力値が 37,800 で、500年間 鯱を超える者が現れていない状況を考えると、半年で妖力値 100,000 以上を6人集めるのは、一見妥当ではない計画だと言えます。一流リーダーというのは、こちらで投稿したように、一見妥当ではない事を言い出します。

問題解決力

魔界統一のためには、軍事力で軀の国を上回る必要があります。そのためには、現状よりも妖力値を70万以上、上げるべきです。これが現状とあるべき姿のギャップ、すなわち「問題」です。妖駄の案では、せいぜい20万程度の上積みしか期待できませんが、上のグラフのように、妖力値 10万 ×6人に妖狐蔵馬を加えると、70万以上 上積みすることができ、問題を解決できます。よって、雷禅の死後、軀の国を制圧して魔界統一を達成するなら、蔵馬の案の方が問題を解決するための計画だと言えます。また、期限の半年は、雷禅が1年以内に死ぬことを意識していると考えられます。

また鯱は、500年間、自分を超える幹部候補生を葬ってきたようなので、鯱の存在が人材育成的に阻害要因となるし、妖力値 4万弱の鯱を殺しても軍事力への影響が小さいことから、あっさり殺してしまいます。これも問題解決の1つかもしれません。

計画組織化力

蔵馬は自分の人脈を使って、妖力値 10万を超える候補生を6人集めて、玄海のもとで修行させます。あと、霊界にバレないように、コエンマに根回ししてます。どうして彼らは、蔵馬の部下でもないのに、蔵馬の個人的な計画に協力しているのでしょうか?もちろん、これまでの付き合いがあるから、という動機もあると思いますが、おそらく、ビジョンを共有しているからだと、私は思います。コエンマに(おそらく玄海にも)「魔界の均衡を保つため」と「ひいては霊界や人間界のため」というビジョンを示しています。これは、コエンマや玄海にもメリットがあります。6人に対しては、「幽助ともう一度戦うためにもっと強くなりたい」という目標を共有しているのでしょう。ここで投稿したような、主導と育成面の配慮が十分になされていると考えられます。

あと、鯱の部下の空(から)も蔵馬の手下にしています。

実行管理力

蔵馬は、計画達成に向けて、人間界で半年間、6人の成長を管理しています。現場へ立ち入り、 妖力値 をチェックしています。そのためには「妖力測定機」が必要ですが、妖駄に借りたのでしょうか?妖駄も仲間にしたのでしょうか?もし、黄泉から「どう?順調?」と聞かれても、すぐに状況を報告できる状態にしています。

引用文献

久しぶりに幽遊白書を観たくなったら、読みたくなったら、こちらからどうぞ。

著作権について

本ページでは、コミック『幽☆遊☆白書』第18巻を引用させて頂きました。引用した画像・文章の著作権は、作者の冨樫義博様および出版社の株式会社集英社に帰属します。本ページの作成者Dr. 謙くんは、その著作権を侵害する意図を持っておらず、敬意を持って引用しております。本ページの内容は、幹部職に求められる能力に関する解説が「主」であり、その補足説明のために引用した部分が「従」だと認識しております。幽☆遊☆白書の世界観を知る者どうしが共感するために必要で最小限の範囲で引用しました。引用について細心の注意を払っておりますが、万が一、権利者様の権利を侵害する場合はお問い合わせ下さい。

2件のコメント

  1. ケーススタディー論文試験を控えており対策を調べていたらこんなに分かりやすいブログに行き当たりました。
    しかも幽☆遊☆白書で好きなストーリーではないですか。いちいち頷きながら記事を読んだ次第です。

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